Unit 1 – Part 1

語彙のエクササイズ

基本語彙とフレーズ: Unit 1 – Part 1

音声とスクリプト

※Unit 3以降:初版と第二版ではトラック番号が違うのでご注意下さい!

♪ 1-5 SOUNDING NATURAL NOTE: Transition to a new topic with “so” (p.16)    

Sounding Natural Note: Transition to a new topic with “so”
より自然な英語で話せるようになるために、スムーズに新しい話題に切り替える方法も学んでおきましょう。使える表現はたくさんありますが、まずは覚えやすくて簡単な「so(それで)」という表現を使ってみましょう。この「so」という表現は、ふつう文のはじまりに使われ、新しい話題に切り替わることを知らせてくれます。このとき、会話の相手の名前も付け加えれば感じがよくなります。次の2つの会話例を比べて、「so」があるかないかによるニュアンスの違いを確認してみましょう。
あまり良くない例:
A: What’s your name?
B: I’m Tom Smith.
A: Where are you from?
B: I’m from Toronto, Canada.
良い例:
A: What’s your name?
B: I’m Tom Smith.
A: So, Tom, where are you from?
B: I’m from Toronto, Canada.

♪ 1-6 MODEL SENTENCES (p.16)

Where are you from?
出身はどこですか?
I’m from Fukuoka.
福岡出身です。

♪ 1-7 MODEL SENTENCES (p.17)

Where do you live?
どこに住んでいますか?
Where do you live now?
今はどこに住んでいますか?
I live in a place called Mejiro.
目白というところに住んでいます。
I live in Tokyo.
東京に住んでいます。
I live near here.
この近くに住んでいます。
ではここで、「Where do you live now?」 の「now」が点線で囲まれていることに注意しましょう。このように点線で囲まれた単語やフレーズが出てきたら、それは状況に応じて話しても話さなくても構わないということです。それを話すか話さないかは、伝えたいことのニュアンスによって決めましょう。例えば、この例文中の「now」は飾りのようなものなので、あってもなくても全体の意味は変わりません。ただし、中には点線で囲まれた言葉が文全体の意味を左右するような場合もあるので、使うかどうかを迷ったら遠慮せず先生に聞いてみましょう。
「I live in a place called Mejiro.」の「a place called」というフレーズは、相手がその場所を知らないと考えられるときのみ使いましょう。例えば、「I’m from a place called Tokyo. (東京というところの出身です。)」という表現はとても不自然です。東京は日本の首都で、よく知られている都市だからです。一方で、「I’m from a place called Mejiro, in Tokyo.(東京の目白というところの出身です。)」という使い方はとても自然です。また、「place」をその他の単語で置き換えることもできます。例えば、「city」、「town」、「village」、「neighborhood」などが挙げられます。

♪ 1-8 SOUNDING NATURAL NOTE: Ask for more details (p.18)

Sounding Natural Note: Ask for more details
英語の会話では、長めの答えを返す方が、話しやすい印象を与えられるので好ましいのですが、実際には相手から短く曖昧な答えしか返ってこないこともあるでしょう。そのようなときは、話を引き出すために、相手の答えから連想されるフォローアップの質問を投げかけてみましょう。
例えば、相手の出身地や住んでいる場所をもう知っているのなら、「Whereabouts?」や「Whereabouts in (Tokyo)?」などと聞いて、話を広げていきましょう。
一方で、もし相手の出身地や住んでいる場所を知らないときは、まず「Where is that?」と聞いてみましょう。
以上のような質問を投げかけてあげれば、相手も話がしやすくなりますし、相手と仲良くしたいという気持ちもさりげなく示すことができます。よい第一印象を与えるためには、ただ相手の言うことを聞いているだけではなく、話を引き出す質問を積極的にしてあげることが大切です。
「It’s near Sendai.」のところを見てみましょう。場所を説明するときには、「in」や「near」などの位置関係を示す前置詞を使ってください。場所をより正確に伝えることができます。更に、近くにある有名な場所や目印を伝えると、より分かりやすくなるでしょう。位置関係を示す前置詞は、ここに載っている以外にもたくさんあります。先生に聞いたり、 cic-multimedia.comのウェブサイトを参照したりしてみてください。