Unit 1 – Part 2

語彙のエクササイズ

基本語彙とフレーズ: Unit 1 – Part 2

音声とスクリプト

※Unit 3以降:初版と第二版ではトラック番号が違うのでご注意下さい!

♪ 1-10 MODEL SENTENCES (p.20)

What’s your major?
専攻は何ですか?
I’m a literature major.
文学を専攻しています。
I’m an engineering major.
工学を専攻しています。
I’m majoring in engineering.
工学を専攻しています。
I’m in the Engineering faculty.
工学部に在籍しています。
「I’m an engineering major.」など、あなたの専攻や学部が母音で始まるときには、冠詞は「a」ではなく「an」を使うことに注意してください。例えば、次のようになります。
I’m an engineering major.
I’m an arts major.

♪ 1-11 MODEL SENTENCES (p.20)

What year are you?
何年生ですか?
I’m in my first year.
1年生です。
I’m a first year student.
1年生です。
I’m a freshman.
1年生です。
「Freshman, sophomore, junior, senior」などの高校や大学の各学年を呼ぶときのあだ名は、主にアメリカでよく使われています。英語圏のその他の国々では、「first-year student, second-year student, third-year student, fourth-year student」といった、日本と同じような呼び方をすることが多いです。

♪ 1-12 SOUNDING NATURAL NOTE: If you don’t know how to say something, ask! (p.21)

Sounding Natural Note: If you don’t know how to say something, ask!
専攻や学部について話しているときに、自分の専攻を英語で何というかが分からず、つい黙って考え込んでしまうこともあるかもしれません。しかし、前に学んだように、英語で話すときには2、3秒以上の沈黙を避けることが何より大切です。多くの英語圏の国々では、会話中の沈黙はそれだけで否定的なメッセージとして解釈されてしまうからです。よって、伝えたいことはあるのに英語でどう言えばいいか分からないときには、まずは遠慮せずに人に聞いてください!「How do you say “なになに” in English?」という表現を使ってみましょう。もしパートナーがその表現を知っていれば、会話をそのまま続けられます。もしパートナーが知らなくても、先生に恥ずかしがらずに質問してみましょう。心配はいりません。先生は喜んで答えてくれるはずです。もし先生も分からなかったら、潔く諦めて会話を先に進めてしまいましょう。時には誰に聞いても分からず、会話がスムーズにいかないこともあるかもしれませんが、長いこと一人で黙り込んでしまうよりもずっとよいのです。黙り込まずに人に聞く、ということをぜひ頭に入れておいてください。
それでは、会話が止まってしまう例を聞いてみましょう。
A: What’s your major?
B: I’m a … (long silence)
A: Hm?
次に、会話がスムーズに進む例を聞いてみましょう。
A: What’s your major?
B: I’m a … Sorry, how do you say “butsuri” in English?
A: Um, is it “physics”?
B: Yes, that’s right! I’m a physics major.
A: Okay, I see.

♪ 1-13 MODEL SENTENCES (p.21)

Are you in a club?
クラブに入っていますか?
Are you in any clubs?
何かクラブには入っていますか?
Yes, I’m in the soccer club.
はい、サッカー部に入っています。
No, I’m not in any club. I’m just too busy.
いいえ、クラブには入っていません。忙し過ぎるんです。
ではここで、「Are you in any clubs?」について見てみましょう。英語の「circle」という言葉には、日本でよく使われているような、大学の非公式な団体のことなどを示す「サークル」という意味はありません。英語では団体の公式/非公式の区別はしないので、それがとてもカジュアルで非公式なサークルであっても、「club」という言葉を使うようにしましょう。
続いて、「No, I’m not in any club. I’m just too busy.」について見てみましょう。ここでは、英語で話すときにより親しみやすい印象を与えるためのちょっとしたコツを紹介します。相手の質問に対して「No」と答えるときには、「No, I’m not in any club. I’m just too busy.」のように、なぜ「いいえ」なのかという理由も簡単に付け加えるようにしましょう。そうすれば、「いいえ」の持つ否定的な印象が和らぎ、角を立てずに会話を進めることができます。「単語リスト」では、今クラブに入っていない理由の例を挙げていますので、参考にしてください。それ以外の理由を思いついたときに、もし言い方が分からなければ、どんどん先生に聞いてみましょう。

♪ 1-14 SOUNDING NATURAL NOTE: Showing interest with reactions (p.22)

Sounding Natural Note: Showing interest with reactions.
どの言語で話すときでも、相手の話への興味をさりげなく示していくと、コミュニケーションがとてもうまくいきます。目を見ながら笑顔で話す、などの好意的なボディランゲージを使うことはもちろん、相手の言ったことに対してちょっとしたリアクション表現を返すことで、自然に興味を示すことができます。これは日本語でも同じことです。特に意識しなくても、「そうですか」「なるほど」「本当?」などのリアクション表現を使って、いつも会話の潤滑油にしているのではないでしょうか。英語で会話をするときでも同様です。自然で親しみやすい雰囲気を作っていくためにも、英語のリアクション表現を覚えて積極的に使っていきましょう。なお、リアクション表現と一言で言ってもいろいろな種類があります。このテキストでは順に学んでいきますので、まずは、次のようなよく使う簡単な表現から見ていきましょう。
Oh really? Oh yeah?
I see.
Sounds + 形容詞  例えば、Sounds great!
Me, too. / Me, neither.
それでは、次の、リアクション表現を使った会話例と使わない会話例の両方をパートナーと読み合いましょう。違いに気をつけてみてください。どちらの会話文の方が楽しそうに聞こえますか?
会話例1:
A: What’s your major?
B: I’m majoring in literature.
A: What year are you?
B: I’m a first year student.
A: Are you in a club?
B: No, I’m not in any clubs.
A: 専攻は何ですか?
B: 文学を専攻しています。
A: 何年生ですか?
B: 1年生です。
A: クラブに入っていますか?
B: いいえ、クラブには入っていません。
会話例2:
A: What’s your major?
B: I’m majoring in literature.
A: Oh really? Sounds interesting. What year are you?
B: I’m a first year student.
A: Oh yeah? Me too! Are you in a club?
B: No, I’m not in a club.
A: I see.
A: 専攻は何ですか?
B: 文学を専攻しています。
A: えっ、本当ですか?面白そうですね。何年生ですか?
B: 1年生です。
A: そうなんですか?私もです!クラブに入っていますか?
B: いいえ、クラブには入っていません。
A: そうですか。