Unit 5 – Part 2

語彙のエクササイズ

基本語彙とフレーズ: Unit 5 – Part 2

Quizlet(外部リンク)で練習しましょう。

音声とスクリプト

※Unit 3以降:初版と第二版ではトラック番号が違うのでご注意下さい!

♪ 2-37 MODEL SENTENCES (p.72)

What do you usually do in your free time?
余暇は、ふだん、何をして過ごしますか?
I usually watch TV.
ふだんはテレビを見ます。
What do you like doing in your free time?
余暇は、何をして過ごすのが好きですか?
I like watching TV.
テレビを見るのが好きです。

♪ 2-38 MODEL SENTENCES (p.73)

Did you watch a lot of TV during the break?
休み中、たくさんテレビを見ましたか?
Yes, I sure did.
はい、もちろん見ました。
No, not really.
いいえ、あまり見ませんでした。
ここで、「ゴールデン・ルール2」を思い出してください。「Did you watch a lot of TV during the break?」のような「疑問詞を使わない疑問文」で質問をされたら、きっと「yes」や「no」で答えることでしょう。しかしそれだけでは面白みがありません。ぜひ、少なくとも1つは、聞かれていないことも付け加えて答えてみましょう。例えば、休み中にたくさんテレビを見たのなら、どんな番組を見ましたか?または、どんなテレビゲームをしましたか?どんな音楽を聴きましたか?などについて答えることができます。あるいは、聞かれたこととは違うことをしたのなら、何をしたのかについて答えてもよいでしょう。このようにして、できるだけ長く答えられる力をしっかりつけていきましょう。英語での会話を楽しく円滑に進めるためには、決定的に重要なスキルです。
「Did you watch a lot of TV during the break?」という質問文は、Part1で学んだ最近の長期休暇についての質問にもそのままつなげることができます。余暇の印象をなんとなく話して終わりにするのではなく、その間に何をしたのかについて具体的な話を引き出したいときに使ってみましょう。これは「フォローアップの質問」としての使い方ですが、場合によっては、話題を変えたいときにも使うことができます。

♪ 2-39 SOUNDING NATURAL NOTE: React with echo questions (p.73)

Sounding Natural Note: React with echo questions
問い返し疑問文は、自然な英会話をするためにいくつもの点で役立ちます。まず第一に、相手の話のキーワードやフレーズを語尾を上げて問い返すことで、答えを考える時間を稼ぐのに便利です。
更に、相手の話に対する興味を示すときのリアクション表現としても使うことができます。ただし、他のリアクション表現と同様に、適切なイントネーションで言うことが大切です。どのような調子で言うかによって、相手に伝わる意味まで変わってきてしまうからです。これは注意がいることですので、実際にやってみて確認しましょう。パートナーと、下の会話を3回読み合ってください。1回目はイントネーションをつけずに単調で無感情な言い方で、2回目は情熱を込めてやり過ぎなくらいイントネーションをつけた言い方で読み合ってみましょう。3回目は、適度にイントネーションをつけて普通の和やかな言い方で読み合ってください。どのように印象が変わってくるでしょうか?楽しんでやってみましょう。
それでは、1回目の例です。
A: I play guitar in a rock band during my free time.
B: A rock band!? Wow, that is so cool.
何だかつまらなくてやる気がない印象を受けませんか?では、2回目は情熱を込めてやり過ぎなくらいの表現で読み合ってみます。
A: I play guitar in a rock band during my free time.
B: A rock band!? Wow, that is so cool.
今度は少し元気がありすぎですね!では最後に、単調でもなくやり過ぎでもない適度なイントネーションを付けて、普通の元気な声でやってみます。
A: I play guitar in a rock band during my free time.
B: A rock band!? Wow, that is so cool.
どうでしたか?このように、どのようなイントネーションで話すかによって、その言葉が伝える意味まで変わってきます。ぜひいつも気に留めておいてください。両極端に偏ることなく、ちょうどいいイントネーションで話すようにすれば、ますます英会話が上達することでしょう!

♪ 2-41 SOUNDING NATURAL NOTE: Find common ground by talking about yourself (p.75)

Sounding Natural Note: Find common ground by talking about yourself
誰かと出会ったときには、余程のことがない限り、できるだけ仲良くなりたいと考えるものです。そして、人と仲良くなるには、お互いの共通点を見つけることが近道です。このようなとき、余暇に何をするかというのはうってつけの話題です。誰しも暇なときには何かしらするものだからです。
日本語の会話で初対面の2人が話す場合、お互いに質問をし合って、答えは短いものに留める、というのを少し遠慮がちに繰り返す状況がよくみられます。それとは対照的に、英語の場合は、質問はし合わずとも、お互いにどんどん自分の話をして会話を進めることがよくあります。しかし、それぞれ自分の話をするだけでは、話が全くかみ合わなくなってしまいます。そうなると、不自然なだけでなく少し失礼にもなりますので、相手の話には何らかの形でリアクションを返すのを忘れないようにしましょう。次の会話例を聞いてみてください。
A: I really like sleeping a lot in my free time.
B: I like playing baseball.
A: I usually get up around 2 pm on the weekends.
B: I practice everyday after school.
これでは、お互いが勝手に自分のことを話しているだけで、話が全く噛み合っておらず不自然です。このような困った状況を避けるためにも、相手が言ったことに対しては、リアクション表現などを使ってまずは反応してみせましょう。次の例で違いを確認してください。
A: I really like sleeping a lot in my free time.
B: Oh yeah? I like playing baseball.
A: Baseball? Really? I usually get up around 2pm on the weekends.
B: Wow, that’s late. I practice everyday after school.